1.REINCARNATION
作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA
※Once upon a time 遥かな過去から
今日まであなたを求めて
REINCARNATION※
恋人達はときどき
不思議なミラーをのぞく
二人は知らない時代
どこかで一度めぐり逢っていたはず
静かな台風の目に
蝶々が運ばれるように
二人の愛は旅して
あるとき遠い国までたどり着く
(※くり返し)
恋人達はときどき
不思議なワープをくぐる
二人は気づかぬうちに
同じあやまちをくり返すかもしれない
生まれた川をめざして
魚が帰るように
二人の愛は旅して
ときには時の流れを逆のぼる
Once upon a time 時間にはぐれて
今日まで宇宙をさまよい
REINCARNATION
熱い腕の中で 今 DE JA VUを見てた
なつかしい景色へ さあつれてって
Far beyond time この次死んでも
いつしかあなたを見つける
Far beyond time この次死んでも
いつしかあなたを見つける
REINCARNATION
Once upon a time 遥かな過去から
今日まであなたを求めて
REINCARNATION
Far beyond time この次死んでも
いつしかあなたを見つける
REINCARNATION
2.オールマイティー
作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA
恋がシャーベットみたいならいいのに
会えないときは凍らせておけるわ
はやく食べなきゃ あなたと私
形がくずれてしまいそうよ
私の冷蔵庫を開けないで
忙しそうね 調子はいかが
ニコニコ テーブルをはさむけど
いつでも恋のオールマイティー
見せどきが肝心だから
今は hu hu hu キミを離さない
私が出ると切れてしまう電話
あなたの手の内にクィーンがまざってる
こちらのカードはカスばかりでも
一枚 ジョーカーを持ってるのよ
いつでも恋のオールマイティー
一度しか使えないけど
だから hu hu hu キミを離さない
いつでも来いのオールマイティー
見せどきが肝心だから
今は hu hu hu キミを離さない
離さない
3.NIGHT WALKER
作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA
あなたの友達に街で会えば
私はどんな顔すればいいでしょう
今も苦しい気持さ とられぬように
ネオンに照らされ 踊ってみせるだけ
ペイヴメントは夜更けの通り雨
みんな急ぎ足
孤独のドアを叩き合いはしない
私のことを傷つけてつらいと
ひとに云わないで
すぐにすぐに忘れてしまうのに
次々消えてゆく店の灯り
心をかりたてるシャッターの音
あの頃のあなたへハネをあげながら
走ってゆきたい どんなに遠くても
私を置いてゆくのならせめて
みんな持ち去って
あなたが運んでくれた全てを
私のことを傷つけてつらいと
ひとに云わないで
すぐにすぐに忘れてしまうのに
私を置いてゆくのならせめて
みんな持ち去って
あなたが運んでくれた全てを
ペイヴメントは夜更けの通り雨
人もネオンも
蒼い蒼い河を流れてゆく
4.星空の誘惑
作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
星屑がこぼれそうな夜
小刻みにふるえるミラー
理由はきかず遠いところへ
私のこと運んで欲しい
想い出は流れ去るランプ
うそでいい 好きだと云って
そっと重ねた冷たい手を
私ずっと大事にするわ
いつも気軽に誘い合えたあなたとも
悪い恋に堕ちそうな星空の誘惑
まだ彼のことを忘れ切れず窓を見る
私のほほ包んでくちびるをふさいで
想い出は流れ去るランプ
うそでいい 好きだと云って
うなるような 風の音は
なぜ私をひとりにするの
哀しいたびに会ってくれるあなたさえ
いたづらに失くしそうな星空の誘惑
きっとあなたの心は友達のまま
わがままな涙にとまどいゆれてるでしょう
オレンヂのトンネルの中は
横顔がネガのようだわ
今のうちにさらわれたら
あとでみんな夢だと云える
星屑がこぼれそうな夜
小刻みにふるえるミラー
もうもどれぬ遠いところへ
私のこと運んで欲しい
今のうちなら
夢だと云える
5.川景色
作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA
川風は草を吹いて
ボンネットをすべって行った いくども
初夏の日は車とめて
腕の中で野球を見ていたわ
水面がまぶしすぎて
なさけない顔になる
あなたが好き
あなただけが大事だった素敵な季節
じっとしてね ちょっとだけ
光と影ゆらさずに
恋が消えてしまったら
この景色も消えるから
切りたての髪をおさえ
今日も強い風の堤防おりれば
想い出はとび石の数
たぐりながら渡って向う岸
流れが音をたてて
足元あやうくする
あなたのあと
あなただけについて行った夢中の季節
ときめいてね ときどきは
私のこと考えて
恋が過ぎてしまっても
この川辺を走るなら
じっとしてね ちょっとだけ
光と影ゆらさずに
恋が消えてしまったら
この景色も消えるから
ときめいてね ときどきは
私のこと考えて
恋が過ぎてしまっても
この川辺を走るなら
6.ESPER
作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA
※愛するため 愛するため
誰もが持つひとつのエスパーはパワー
あなただけを あなただけを
感じることが私のエスパー※
私の写真や小さな噂が
朝から出てくるのは
忘れちゃいやよと 送ったサインよ
連絡下さい すぐにすぐにすぐに
離れてても 離れてても
腕の中にいる気がするのはなぜ
あなただけに あなただけに
きこえる声が 私のエスパー
毛糸のあみ目は くり返えす呪文
やさしく縛りたいの
ひらめく予感に立ってふりむけば
電話が鳴りだす 強く強く強く
(※くり返し)
7.心のまま
作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA
※Hurry up 心のまま
Hurry up とても愛している
細いマスト鳴らし
海流に乗ったように
許して今まで傷つけた
今では会えないあのひとに
届かせて 潮の便り※
私の見た雲は 馬のかたち
あなた何に見えた
言葉にしてるまにちぎれてゆく
それは愛に似てる
(※くり返し)
私が好きなのは 嵐のあと
光る水平線
しけた海もやがて月を映す
銀の鏡になる
Hurry up 心のまま
Hurry up 今は急いでみる
叫ぶような風に
じっと身をさらしながら
許して今まで傷つけた
今では会えないあのひとに
届かせて
ああ許して今まで傷つけた
今では会えないあの人へ
旅をする心のまま
(RIB II世号に捧ぐ)
8.ずっとそばに
作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA
ゆれる海に潜るような
何もきこえない ひとりぼっちのとき
きみはハンター もがきながら
宝物みつけ きっと戻って来る
かわってあげられぬ痛みが哀しいわ
どんなに思っていても
たなびく夕映えの雲 私に
涙あふれさせてくれたかわりに
そっと呼んで つらいならば
時を かけて行くわ
人は勝手ね 淋しいからよ
きみらしいフォームでゆっくりと泳いで
疑うこともなく知り合う人々を
“ともだち”と呼べた日々へ
ふりそそぐ8月の雨 私を
はだしで笑わせてくれたかわりに
そっと呼んで 胸の奥で
ずっと そばにいるわ
今日も 明日も ずっと
9.ハートはもうつぶやかない
作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA
風をよけて あなたの背にしがみついた
あの日最後のバイク日和
海の色が教えていた
まわりじゅうを傷つけても会いたかった
あの気持を何と呼ぶの
もうたくさん 今静かに夏が終わる
あなたのせい hum 私のせい hum
知らぬ同志は月日のせい
あなたにさえ hum 私にさえ hum
ハートはもうつぶやかない
自動ドアが開けばそこは残暑の街
手紙なんてとっていても
しかたないさ 心だけが離れてゆく
あなたのせい hum 私のせい hum
知らぬ同志は月日のせい
あなたのため hum 私のため hum
ハートはもうつぶやかない
昔のアドレス帳に 愛を封じ込めて
あなたのため hum 誰かのため hum
幸福も祈らなくなり
よみがえる メモリー やるせない メロディー
ハートはもうつぶやかない
あなたのせい hum 私のせい hum
知らぬ同志は月日のせい
あなたにさえ hum 私にさえ hum
ハートはもうつぶやかない
10.経(ふ)る時
作詞:YUMI MATSUTOYA
作曲:YUMI MATSUTOYA
窓際では老夫婦が
ふくらみだした蕾をながめてる
薄日の射す枯木立が
桜並木であるのを誰もが忘れていても
何も云わず やがて花は咲き誇り
かなわぬ想いを散らし 季節はゆく
二度と来ない人のことを
ずっと待ってる気がするティールーム
水路に散る桜を見に
さびれたこのホテルまで
真夏の影 深緑に
ペンキの剥げたボートを浸し
秋の夕日細く長く
カラスの群れはぼんやり
スモッグの中に溶ける
どこから来て どこへ行くの
あんなに強く愛した気持も憎んだことも
今は昔
四月ごとに同じ席は
うす紅の砂時計の底になる
空から降る時が見える
さびれたこのホテルから
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